メーカー若手研究者の苦闘

総合電機メーカー研究所5年目の者です。入社以来壁にぶち当たる日々ですが、そんな中でも毎日の気付き/学びを記録してきました。これら数百個にわたる気付きから厳選して整理・共有・議論できればと思い、ページを開設しました。 初ブログで不慣れな点が多数ありますが、少しずつ改良するので、どうぞよろしくお願いします。

研究

技術/専門を極める前にやるべきこと

# 期末処理に追われて、記事の更新が滞っていました。すみません。 1. 気づきの言葉 「ある技術を極める前に、その技術が本当に役に立つか/ 何の役立つかを見極めろ」 / 2017.2.23 2. 気づきのきっかけ ・「イシューからはじめよ」 / ヤフー 安宅和人※(p.27-…

研究者こそ、段取りの良さが必要

1. 気づきの言葉 「自由に発想する時間を確保するためにも、研究者こそタイムマネジメントの力が必要」 / 2017.2.15 2. 気づきのきっかけ ・二年目の頃、ある分析にかなりの時間を費やしたにも関わらず、時間に見合う程の成果が得られなかった時に気づいた …

試行錯誤は若い内だけの特権

1. 気づきの言葉 「いろいろと試せるのは若い内だけ」 by 会社の先輩方たくさん 2. 気づきのきっかけ ・仕事の報告をする際、先輩方によく言われて気づいた 3. 気づきの解説 ・年次が上がると、以下2つの要因によって、挑戦する機会/やる気が減る ①部下の進…

アイデアを生むためには、まず疑おう

1. 気づきの言葉 「論文や研究発表からの情報に対して、"本当にそうなの?"という疑いの目をまず持ちましょう」by 研究室リーダ / 2016.9.1 2. 気づきのきっかけ 海外学会の聴講内容を報告した際に、研究室メンバーから全然納得してもらえなかった時に言われ…

たとえ自分にとっての常識から話しても大抵は伝わらない

1. 気づきの言葉 「全くの素人に対して自分の研究を説明する時は、自分にとっての常識の遥か根本から説明しないと、全くもってわからないよ」by 研究所の特許審議長 / 2016.6.23 2. 気づきのきっかけ 特許の出願を提案する際、自分なりにわかりやすくその内…

自分の技術分野はあくまでただの手段であり、目的ではない

1. 気づきの言葉 「技術分野に溺れないようにね」by 研究チームリーダ / 2016.4.22 2. 気づきのきっかけ ある技術についての研修を受けてきた後に、「この技術を使っていきたい」と口にした時に上司から言われた言葉。 3. 気づきを受けて感じたこと 「その技…

研究を効率よく引き継ぐための考え方

1. 気づきの言葉 「ただ研究を引き継ぐだけでなく、しつこいくらいに"なんで?"と疑問を持って、新しいテーマに取り組んでいって下さい」 by 研究室リーダ / 2016.4.18 2. 気づきのきっかけ 先輩の研究テーマを引き継いだ時に、上司から言われた言葉。 3. 気…

記事のカテゴリーの説明

記事のカテゴリ一の説明 気付き/学びは多分野に渡るので、以下のカテゴリーに分けます。併せて、これらの各カテゴリーの意味合いについて説明します。 (今後他のカテゴリーが増えたり、カテゴリーの文言をブラッシュアップしたり、カテゴリーの構造を改良し…